2018年8月11日土曜日

全国高等学校総合体育大会柔道競技②

 8月8日から行われていました本大会も男子最終日となり、個人戦の4階級が10日に行われました。本校からは、全4階級に出場予定でしたが、前日の団体戦で負傷した100㎏級代表の田中が当日に棄権を決断し、3人の出場となりました。
 81㎏級代表の東選手は2回戦からとなり、春の高校選手権において準優勝に輝いた板東選手と対戦しました。開始早々に「技あり」を奪われましたが、そこから猛反撃で追い上げましたが、2つ目の「技あり」を奪われ2回戦敗退。板東選手は、勢いそのままに優勝しました。良い試合をしていただけに悔やまれる結果となりました。
 90㎏級代表の加藤選手は、1回戦を背負投で一本勝ち。続く2回戦は、延長戦までもつれ込む試合となりました。しかし、最後は加藤が維持で攻め込み、反則勝ちを収めました。入賞をかけた3回戦は、不運な形で「技あり」を取られ、取り返しに前に出たところを合わせられ敗退しました。1年間ケガで苦しみ、思うように柔道ができなかっただけに、この大会に賭ける思いは強かったと思います。残念ながら入賞まであと一歩でしたが、高校柔道生活で感じたこと、経したことは必ず今後の人生において、かけがえのない物になると思います。 
 100㎏超級代表で出場した高橋選手は、見事3位入賞を果たしました。2回戦から登場だったこともあり、動きが固く初戦から延長戦にもつれる試合となりました。しかし、3回戦は固さもとれ、本来の動きで一本勝ち。準々決勝では、全国中学校柔道大会で優勝経験のある千野根選手と対戦。初めから果敢に攻め、1分30秒過ぎに払巻込から後袈裟固で一本勝ちしました。準決勝では、ここまで1勝1負の相手との対戦となり、開始早々に抑え込み「技あり」を奪いました。このまま押し切れると誰もが思った瞬間。前に出で来る相手の勢いをもろに受けてしまい、一本負け。勝っていた」試合なだけに」非常に悔しい結果に終わりました。高橋選手はまだ2年生なため、来年リベンジを誓っていました。
 男子団体5位入賞、個人3位入賞と本大会は、非常に良く頑張ったと思います。しかし、作陽高校が目指している所はまだ上にあります。この結果に満足することなく、また明日から精進していきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。

2018年8月9日木曜日

全国高等学校総合体育大会柔道競技①

 8月8日から平成30年度全国高等学校総合体育大会柔道競技が開催されました。本大会は、高校生にとって最も大きな大会であり、多くの3年生は本大会で高校生での競技生活が終了するとあり、集大成の大会になります。作陽高校は、本大会で2度準優勝しており、今回は悲願の初優勝を目指し大会に臨みました。
 8日の団体戦では、1回戦京都学園高等学校を4-0で破り初優勝に向け好発進しました。しかし、必死なのは相手も同じであり、2回戦の中京学院大学付属中京高等学校、3回戦の羽黒高等学校との一戦は共に2-1の接戦をものにし、ベスト8に駒を進めました。
 9日は、男子の決勝までと個人戦の3階級が行われました。団体戦でベスト8に残ったのは、実に4年ぶりとなり、初優勝も少しずつ見え始めた。しかし、準々決勝は、優勝候補筆頭の国士館高等学校が相手でした。ここを乗り越えれば一気に頂点に駆け上がれると全員が確信していました。試合は、先鋒から一進一退の攻防が続き、このまま作戦通り引き分けに持ち込めると誰もが思った瞬間、残り7秒で一瞬の隙をつかれ「一本負け」。続くキャプテンの田中は、取り返すため果敢に攻めました。しかし、試合の中に足を負傷してしまい、途中から足を引きずりながらの試合となりました。日頃、どんなことがあっても弱気な顔をしない田中が、痛い顔をするということは相当な痛みがあったのだと思います。それでも、チームのために果敢に相手に向かっていく姿は、ここまでチームを引っ張て来たキャプテンの勇敢な姿でした。試合は、足の影響もあり、「反則負け」となり、この時点で2-0。中堅、副将と「引き分け」を挟み、大将が「一本負け」で最終的に3-0で敗れました。最終成績は5位入賞。結果以上に選手は頑張ったと思います。選手、応援が1つとなり掴み取った結果です。悲願の初優勝は、今日の3年生の姿を見た後輩が果たしてくれると思います。また、1から精進していきます。
 団体戦終了後、個人戦が行われ作陽高校からは、60㎏級に三宅選手が出場しました。1.2回戦と劣勢になってから逆転勝ちを収めるなど、上位進出を期待できる動きでした。入賞をかけた3回戦では、春の高校選手権で敗れた相手と対戦しました。リベンジは果たすために挑みましたが、惜しくも敗れベスト16という結果でした。三宅選手は、先月行われた中国ジュニアを勝ち上がっており、9月にも全国大会を控えています。大学生も相手となる大会ですが、今回の悔しさを糧に上位進出を目指して頑張ってもらいたいと思います。
 10日は、男子最終日となり残りの個人戦が行われます。全階級で作陽が出場するため、1つでも多く勝てるよう頑張りたいと思います。



2018年8月2日木曜日

インターハイ栄養会

 8月1日に滝川ホルモンにてインターハイに向けての栄養会が行われました。選手達は、目の前のお肉とお米に我を忘れて食らいついていました。生徒10人でお肉を約40人前、ご飯を約50杯食しました。滝川ホルモンは、県外からもお客が来るほど人気店ですが、今回このような場を設けていただいたことに感謝し、残され時間でしっかり調整して、良い結果報告ができるよう頑張りたいと思います。
 応援よろしくお願いいたします。

ボランティア活動

 7月初旬に「平成30年7月豪雨」で被災した、岡山県倉敷市真備町において7月22,31日にボランティア活動を行いました。同じ県で被災し、困っている人々のために自分たちも何か行動したいと考え、行動に移しました。
 生徒は、人のために役立てるならと張り切っていました。しかし、現場に到着すると見たことのない光景が広がっており、言葉を失っていました。それでも、活動を開始すると真剣な眼差しで被災者の方々のために一生懸命活動していました。水を含んだ畳や、家の中に散乱している家電などを泥だらけになりながら運んでいました。被災者の方々からは、「こんなに力持ちがいると助かる」、「本当にありがとう」など感謝の言葉をかけていただきました。生徒たちも「役に立ててよかった」、「人のために体を使うと気持ちがいい」など、私生活では体験できない感情を抱いたようで、とても貴重な体験をさせていただいたと思います。
 今まさに困っている人がいることを知り、今ある生活が当たり前ではないことを知り、また一つ成長したように感じます。柔道ができていることに感謝し、これからも精進していきたいと思います。

第70回中国高等学校柔道大会岡山県予選~団体戦~

 昨日から本日にかけて、岡山武道館にて中国高等学校柔道大会岡山絵県予選会が行われました、初日の昨日は団体戦です。 作陽学園は初戦のシードで2回戦からの登場となり 初戦は倉敷工業に5-0 準々決勝 金光学園に5-0 準決勝 興譲館に5-0 決勝は今回は第3シードから上がってきた関西...