8月8日から平成30年度全国高等学校総合体育大会柔道競技が開催されました。本大会は、高校生にとって最も大きな大会であり、多くの3年生は本大会で高校生での競技生活が終了するとあり、集大成の大会になります。作陽高校は、本大会で2度準優勝しており、今回は悲願の初優勝を目指し大会に臨みました。
8日の団体戦では、1回戦京都学園高等学校を4-0で破り初優勝に向け好発進しました。しかし、必死なのは相手も同じであり、2回戦の中京学院大学付属中京高等学校、3回戦の羽黒高等学校との一戦は共に2-1の接戦をものにし、ベスト8に駒を進めました。
9日は、男子の決勝までと個人戦の3階級が行われました。団体戦でベスト8に残ったのは、実に4年ぶりとなり、初優勝も少しずつ見え始めた。しかし、準々決勝は、優勝候補筆頭の国士館高等学校が相手でした。ここを乗り越えれば一気に頂点に駆け上がれると全員が確信していました。試合は、先鋒から一進一退の攻防が続き、このまま作戦通り引き分けに持ち込めると誰もが思った瞬間、残り7秒で一瞬の隙をつかれ「一本負け」。続くキャプテンの田中は、取り返すため果敢に攻めました。しかし、試合の中に足を負傷してしまい、途中から足を引きずりながらの試合となりました。日頃、どんなことがあっても弱気な顔をしない田中が、痛い顔をするということは相当な痛みがあったのだと思います。それでも、チームのために果敢に相手に向かっていく姿は、ここまでチームを引っ張て来たキャプテンの勇敢な姿でした。試合は、足の影響もあり、「反則負け」となり、この時点で2-0。中堅、副将と「引き分け」を挟み、大将が「一本負け」で最終的に3-0で敗れました。最終成績は5位入賞。結果以上に選手は頑張ったと思います。選手、応援が1つとなり掴み取った結果です。悲願の初優勝は、今日の3年生の姿を見た後輩が果たしてくれると思います。また、1から精進していきます。
団体戦終了後、個人戦が行われ作陽高校からは、60㎏級に三宅選手が出場しました。1.2回戦と劣勢になってから逆転勝ちを収めるなど、上位進出を期待できる動きでした。入賞をかけた3回戦では、春の高校選手権で敗れた相手と対戦しました。リベンジは果たすために挑みましたが、惜しくも敗れベスト16という結果でした。三宅選手は、先月行われた中国ジュニアを勝ち上がっており、9月にも全国大会を控えています。大学生も相手となる大会ですが、今回の悔しさを糧に上位進出を目指して頑張ってもらいたいと思います。
10日は、男子最終日となり残りの個人戦が行われます。全階級で作陽が出場するため、1つでも多く勝てるよう頑張りたいと思います。
2018年8月9日木曜日
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