2022年4月22日金曜日

第44回全校高等学校柔道選手権レポート~個人戦②~

今回の柔道部ブログは前回に引き続き、全国高校選手権個人戦81kg級と無差別級の2階級のレポートをお送りします。





81kg級 松本 耀大2年(現3年)  一回戦敗退


一回戦の相手はつくば秀英(茨城県)松下選手

松下選手は翌日の団体戦で対戦が濃厚なつくば秀英高校のポイントゲッターの選手であり、ここは勝利して団体への弾みにしたい相手です。

ですがやはり81kg級で県代表チームのポイントゲッターを担うだけありかなりの実力者でした。

試合は終始松下選手のペースで試合が進み試合時間が1分を過ぎた頃左組から繰り出された内股で一本負けでした。

松本は投げる技を持っている選手です。今後はその投げる技をより一層磨き、またその技を出すまでの組手の技術向上が今後の成長の鍵になると思われます。

夏は成長した姿を見せてくれると思います。



無差別級 西村 夢人2年(現3年) ベスト16


一回戦の相手は田村(福島)渡辺選手

開始早々に袖釣り込み腰で技ありをとりますが直後の寝技を逃してしまい試合は続行。指導をひとつとられながら時間切れで勝利しました。初戦とあって少し硬さの残る試合となりました。


二回戦は東海大甲府(山梨)野村選手

序盤から積極的に攻め、開始1分で指導をひとつ取ります。攻めの姿勢を貫きますが一度組み負けたところを攻め込まれ指導をとられます。そのままのスコアでGSの延長戦へ突入。その後は攻め続け試合時間4分27秒相手にふたつ目の指導で決着。内容こそGSの指導2-1でしたからしさの出た内容以上の良い試合を見せてくれました。


三回戦は今回の山場の崇徳高校(広島)高原選手

この選手は中学時代も全国大会準優勝の実績を持つ選手です。

相手は重量級ながら組手がかなり上手くなかなか西村の流れになりません。

必死にガッツを見せて応戦しますが流れを掴めないまま延長戦へ。延長開始10秒、組手不十分でかけた肩車がかけ逃げを取られ試合終了となりました。相手の高原選手はこのまま決勝まで進み準優勝となってます。

西村は90kg級の小さな身体で3試合とも気迫を見せたいい試合をしてくれました。

結果こそベスト16ではありましたが翌日の団体戦につながる、実のある個人戦無差別級ではなかったでしょうか。

二回戦果敢に攻める西村

第70回中国高等学校柔道大会岡山県予選~団体戦~

 昨日から本日にかけて、岡山武道館にて中国高等学校柔道大会岡山絵県予選会が行われました、初日の昨日は団体戦です。 作陽学園は初戦のシードで2回戦からの登場となり 初戦は倉敷工業に5-0 準々決勝 金光学園に5-0 準決勝 興譲館に5-0 決勝は今回は第3シードから上がってきた関西...